2021年9月6日、韓国・世界日報は、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が「韓国の新型コロナワクチン接種率は世界最高速度」だと評したと伝えた。

文大統領は同日、青瓦台（チョンワデ、韓国大統領府）で首席補佐官会議を主宰した。その席で、「幸いにして国民の積極的な参与のおかげで1回目の接種率が急速に上がっている」と評価し、「ワクチン接種率の上昇によってコロナの状況が鎮静化していけば、防疫と日常が調和した新たな防疫体系への段階的な展開を模索することができる」と述べたという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「経済協力開発機構（OECD）加盟国で最も遅い上に、アフガニスタンよりも遅いそうだけど？」「先進国は1回目の接種を終えているので速度の算出が不可能。これがファクトだ」「厚顔さは世界最高だな（笑）」「メンタルが強すぎる。見たいものだけ見て、聞きたいことだけ聞いている」「大統領がフェイクニュースの震源地。口を開けばうそばかり」など、大統領に対する批判的なコメントが殺到している。（翻訳・編集/麻江）