中国市場で日本企業に押される韓国企業、その差も徐々に拡大=韓国ネット「うまくいっている韓国に嫉妬?」

Record China    2021年9月7日(火) 13時20分

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6日、韓国・エコノミストによると、中国市場における韓国企業の売上高と営業利益率が、2016年以降、日本企業よりも減少していることが分かった。資料写真。

2021年9月6日、韓国・エコノミストによると、中国市場における韓国企業(中国法人基準)の売上高と営業利益率が、2016年以降、日本企業(中国法人基準)よりも減少していることが分かった。

全国経済人連合会(全経連)の分析によると、韓国企業の売上高は16年の1870億ドル(約20兆5500億円、年末レート基準)が19年には1475億ドルに約21.1%減少した。同期間の日本企業の売上高は47兆6000億円から47兆1000億円と、約1.1%の減少にとどまった。韓国企業の売上高は13年の2502億ドルがピークで最近まで減少が続いており、18年の米中貿易競争が影響したと分析された。

韓国企業の営業利益率は、10~13年には3.9%、4.3%、4.9%と上昇を続けており、同期間に5.5%、4.6%、4.8%と下落傾向にあった日本企業を猛追撃し、13年には韓国が追い抜いた。しかし、16~19年は4.6%、3.8%、3.2%、2.1%と下落が続き、同期間に5.5%、6.5%、5.5%、5.3%と5%台を維持してきた日本と格差が広がったという。

16年以降、日本よりも利益率が落ち込んだのは、自動車、スマートフォン、化粧品など韓国を代表する輸出ブランド品目の中国市場シェアが落ち込んだことが原因だと記事は指摘している。

中国自動車市場における韓国ブランド乗用車のシェアは16年には7.7%だったのが、昨年(1~9月)は4.0%まで落ちている。一方、日本ブランドは15.1%から22.3%に拡大している。輸入化粧品市場における韓国企業シェアも27.0%から18.9%に落ち込んだが、日本企業は16.8%から24.8%に増えている。スマートフォン市場では、ファーウェイ(華為技術)やシャオミ(小米科技)など中国ブランドに押され、韓国企業のシェアは4.9%から1.0%未満に激減した。

韓国のトップ100企業のうち中国での売上高を公示している大企業30社の総売上高は昨年は117兆1000億ウォンで、16年に比べ6.9%減少したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「それでも中国の顔色をうかがって何も言えない文在寅(ムン・ジェイン)大統領」「中国とは何をやっても駄目。投資などはやめるべきだ」「中国は韓国を競争相手と見なしてるけど、日本のことはそうは思ってない。うまくいってる韓国をうらやましく思い、嫉妬があるので韓国製品を消費しないんだと思う」「親中の韓国は中国で軽視され、反中の日本は中国で嫌われていないらしい。笑えるね」「文在寅大統領は中国が好きだけど、中国は日本が好きということか。これが政府の言う『K-経済輸出』?」などの声が上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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