6日、韓国・毎日経済は、サムスン電子の最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」が国内に続き海外でも大ヒットしており、中国でも異例の販売数を記録していると伝えた。
2021年9月6日、韓国・毎日経済は、サムスン電子の最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」が国内に続き海外でも大ヒットしており、「特に愛国消費の傾向が強い中国でも異例の販売数を記録している」と伝えた。
サムスン電子によると、今月2日、中国のライブコマース「淘宝直播」で人気ホスト「薇婭(ウェイヤー)」が「Galaxy Z Flip3」の販売を行なったところ、用意していた3000台が3分で完売した。同ライブ配信は914万人が視聴したという。
記事によると、「中国人ユーザーの多くはOPPO、シャオミ(小米)、ファーウェイ(華為技術)など国産のスマホを購入しており、中国のスマホ市場は愛国消費が強いことで知られる」という。サムスンは一時、中国でシェアトップを記録したことがあるが、昨年は0%まで落ち込んでいる。しかし、「Galaxy Z Flip3」「Galaxy Z Fold3」の公開を機に、雰囲気が変わったという。今月1日から「Galaxy Z Flip3 / Fold3」の事前予約が始まり、発売日の10日まで受け付けているが、事前予約開始前にオンラインで購入の意向を示した待機者は100万人以上と推計されており、実際の予約者はこれをさらに上回ると見込まれる。
「Galaxy Z Flip3 / Fold3」は韓国内でも人気を集め、事前予約だけで合計92万台を販売。先月24日の販売初日には計27万台が販売されたが、その割合は7対3で圧倒的に「Flip3」が多かった。前作まではあまり注目されなかった「Flip」シリーズだが、今年の「Flip3」で改善されたユーザビリティ、洗練されたデザイン、低価格などが人気を集めた理由に挙がっているという。
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