「下山」してきた18歳の野生パンダを保護センターに移送―四川省

人民網日本語版    2021年9月8日(水) 22時50分

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四川楽山市峨辺イ族自治県勒烏郷余坪村に「下山」してきた野生のパンダが6日、専門の保護センターに移送され、検査の上、保護された。

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四川楽山市峨辺イ族自治県勒烏郷余坪村に「下山」してきた野生のパンダが6日、専門の保護センターに移送され、検査の上、保護された。専門家によると、パンダの体長は約1メートル、体重は約70キロで、年齢は18歳以上とすでに高齢であるとみられている。中国新聞網が伝えた。

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4日午前10時ごろ、勒烏郷余坪村の子供数人が外で遊んでいたところ、トウモロコシ畑にパンダがいるのを発見。子供たちは急いで家に帰って親に伝え、親がすぐに郷政府に連絡した。

当時、小雨が降っており、パンダはトウモロコシ畑をぶらぶら歩きながら、トウモロコシの茎を食べたりしていたという。野生のパンダが勒烏郷で出没したのは今回が初めてではなかったため、パンダを発見すると、村民たちは慌てることなく対応したという。

連絡を受けた四川省成都市のパンダの専門家は、すぐに現場に駆けつけ、まずパンダの健康状態を診断。専門家によると、「現時点で、パンダの年齢は18歳以上とみられている。野生ではすでに高齢に属する。この場でできることは限られているため、パンダを専門の保護センターに送り、詳しい検査やモニタリングを行う」とした。

峨辺イ族自治県黒竹溝自然保護区は、涼山山系におけるパンダの重要な繁殖地であり、生息地回廊帯の一つとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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