anomado 2021年9月9日(木) 9時50分
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中国メディアの観察者網は8日、今年登記を抹消した芸能事務所関連企業は8月末時点で660社余りになったとする記事を掲載した。資料写真。
中国当局が芸能界への監視を強化する中、中国メディアの観察者網は8日、今年登記を抹消した芸能事務所関連企業は8月末時点で660社余りになったとして「登記抹消は今後の責任追及に影響を及ぼすのだろうか」と疑問を投げ掛ける記事を掲載した。
記事は高額なギャラや二重契約、脱税行為、問題を起こした芸能人やファン・コミュニティーに対し、当局が監督管理を強化し続けていると指摘。「業界の健全な発展を促す道において、事後懲戒の他、業界の自律にどのように奥行きを持たせていくのか」とも述べ、中国演出行業協会の潘燕(パン・イエン)秘書長が「法律意識の強化、合法的で規則に合致した経営は関連する芸能事務所やスタッフのしかるべき共通認識だ」「業界の自律という角度から言うと、われわれは法律違反、ルール違反の出現をできるだけ回避したい。日常の業務の中で芸能事務所やスタッフの法律意識を高め、業務能力を引き上げ、管理により力を入れなければならない」との考えを示したことを伝えた。
記事によると、2025年までに中国の芸能産業の市場規模は679億4300万元(約1兆1600億円)に達するとの予測が出ており、これまで巨大な経済的利益の背後では芸能人による脱税行為も発生してきた。業界関係者からは「独立した事務所を立ち上げ、登記地を精選することなどは一部業界関係者の税金逃れの主な方法になっている」との声が上がっているといい、記事は違法行為のあった芸能事務所が登記を抹消した後の責任追及について、「主観的かつ意図的な脱税行為があった場合、たとえ登記を抹消しても最終的に厳罰を受けることになる」と専門家が指摘したことを説明した。(翻訳・編集/野谷)
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