Record China 2021年9月16日(木) 15時20分
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中国版ツイッターのウェイボーで15日、プレオープンしてすぐに営業停止になった中国遼寧省大連市の「日本風情街」について、「一夜にして数百人が職を失う」とする投稿が注目されている。
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中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で15日、プレオープンしてすぐに営業停止になった中国遼寧省大連市の「日本風情街」について、「一夜にして数百人が職を失う」とする投稿が注目されている。
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大連市東部の金州区金石灘に位置する「日本風情街」は、地元政府の今年の重点活動にも指定されている文化観光プロジェクト「盛唐・小京都」の一環で、総敷地面積63万平方メートルに、商業施設や住宅、娯楽施設などを集めた開発プロジェクト。日本の京都をモデルにしており、唐代と日本の建築様式が融合した街並みを再現している。
8月25日のプレオープン後、週末には多くの人出でにぎわった。だが30日には営業停止の指示が下り、31日には封鎖、9月1日から停止状態となった。担当者は、人出が多かったことでいくつかの問題が発生したことや新型コロナウイルスの感染対策などから決定されたとしている。
「日本風情街」をめぐってはオープン当初、「日本の業者にだけ入居を許可し、日本製品のみ販売することを許可している」との事実と異なるうわさや、最近の反日感情の高まりを背景にした批判の声が上がり、営業停止はそうした声を受けてのものではないかとの見方も出ている。
中国メディアの捜狐新聞は15日、ウェイボーへの投稿で、「営業停止の発表と同時に一夜にして数百人が職を失った。そのほとんどがリストラされた労働者だ」などと報じた。
投稿のコメント欄を見ると、「彼らが失うのは仕事だけ。得るものは満ちあふれるほどの民族の誇り」とする書き込みに5000件を超える「いいね」が付いていた。
また「(営業停止は)ネット右翼の勝利」「数百人の職がなんだって言うんだ。民族感情を踏みにじる行為は許されない」「タリバン風情街や平壌風情街なら大もうけできたのにね」などの声も見られた。(翻訳・編集/柳川)
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