anomado 2021年9月22日(水) 15時20分
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17日に開幕した第11回北京国際映画祭で、スタジオジブリの作品が人気のようだ。
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17日に開幕した第11回北京国際映画祭で、スタジオジブリの作品が人気のようだ。中国のエンタメメディア・新浪娯楽が21日付で報じた。
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今回の映画祭では、スタジオジブリから「紅の豚」「コクリコ坂から」「思い出のマーニー」の3本が出品。チケットが発売されるや「多くのジブリファンの間で奪い合いになった」という。
記事は「紅の豚」について「エースパイロットがブルースカイに苦戦する物語。小さな丸いサングラスをかけて赤い飛行機を操縦する『紅の豚』が『飛べない豚はただの豚』というセリフを口にした時、私たちはどれほどあのきれいな海と青い空にあこがれたか」と紹介した。
「コクリコ坂から」については、「スタジオジブリが手がける数多くの作品の中で生命力と自由な精神に富んだ作品で、宮崎駿の息子・宮崎吾朗が監督を務める。主題歌『さよならの夏』のメロディーが流れると、初恋の酸っぱい感じがどっと私たちの心にこみ上げてくる」と評した。
そして、「思い出のマーニー」については「アカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされたことで有名。作中の熟したトマトと魅力的なスイカが、あなたを一瞬にして記憶の中の『あの夏』に引き戻してくれたのではないだろうか?」としている。
映画ファンからは「何年ぶりかにジブリ作品が戻ってきて、最高に純粋な感動をくれた。高校生のころ、借りてきたVCDを飲まず食わずで2回通して見た。ジブリ作品がアニメの扉を開いてくれた」「数年前に見た『紅の豚』と今見る『紅の豚』は感覚が違う。でも、何度見ても楽しめる」といった声が出ている。
記事によると、各会場に設置された「ジブリコーナー」が人気スポットになっており、ジブリファンが記念写真を撮る「プチ聖地」になっている。「紅の豚」のパネルの前には文字通り蛇行するように長蛇の列ができていたという。
訪れた人からは「ジブリ作品の上映があると聞いて泣きました。ジブリ作品は私だけでなく、すべての人の記憶の中に残っているのではないでしょうか?」「なんとかチケット取れました。早くジブリの世界に入りたい気持ちでいっぱいです。紅の豚やマーニーはよく知っているキャラクターで、彼らは私の成長に寄り添ってくれました」「何度見ても感動します。アニメーションだけでなくストーリーに心動かされますね。さすがは宮崎駿、さすがはジブリ、という感じです」といった声が聞かれたという。(翻訳・編集/北田)
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