人民網日本語版 2021年9月27日(月) 15時50分
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雲南省保山市竜陵県小黒山省級自然保護区の近くで、写真愛好家がアッサムモンキーの撮影に初めて成功した。
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雲南省保山市竜陵県小黒山省級自然保護区の近くで、ある写真愛好家が野生動物の映像撮影に初めて成功した。中国国家林業・草原局昆明勘察設計院の動物学博士、シニアエンジニアの孫国政(スン・グオジョン)氏の鑑定の結果、その野生動物は中国国家二級重点保護野生動物のアッサムモンキーであることが判明した。人民網が伝えた。
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孫氏によると、アッサムモンキーはその体のサイズがアカゲザルよりやや大きく、まるまるとした体つきで、のっそりとしたクマにも似ているため中国語では「熊猴」と命名されている。アッサムモンキーは主に、熱帯や亜熱帯の標高2000メートルほどの高山の密林に生息していて、通常は木の上で活動し、地上に降りてくることは少ない。そのため、その姿をカメラに収めることは非常に難しい。
アッサムモンキーは、哺乳綱霊長目オナガザル科マカク属で、中国では国家二級重点保護野生動物に指定されているほか、「2008 絶滅危惧種に関する国際自然保護連合(IUCN)レッドリスト」では近危急種(NT)に指定されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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