Record China 2021年9月27日(月) 19時20分
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25日、韓国メディア・韓国経済は、世界中で人気を博しているNetflix韓国ドラマ「イカゲーム」について「劇中の『韓国的な遊び』は全て日本から伝わったものだ」と伝えた。写真は「イカゲーム」のグッズ。
2021年9月25日、韓国メディア・韓国経済は、世界中で人気を博しているNetflix韓国ドラマ「イカゲーム」について「『韓国的な遊び』が海外での成功に一役買ったとされているが、その遊びは全て日本から伝わったものだ」と伝えた。
「イカゲーム」は、借金を背負う456人の参加者が高額賞金のかかった謎のサバイバルゲームに挑み、生き残りをかけて極限状態の中で戦う様子を描いたドラマ。
記事はまず、劇中に登場する韓国の伝承遊び「ムクゲの花が咲きました」について「一般的に日本の『だるまさんがころんだ』に由来するとされている」とし、「鬼が唱える掛け声が違うだけで、ルールは同じだ」と説明している。
別の遊び「クスルチギ」についても「日本のビー玉遊びに由来する」とし、「1897年に日本でラムネ瓶のガラス玉が出回ったことがビー玉遊びの始まりとされている。1933年ごろに駄菓子屋でビー玉が商品として発売され始め、韓国には1935年に入ってきた」と説明している。
また、タイトルにもなっている「オジンオ(イカ)ゲーム」については、日本の「Sケン」に由来しているとの見方や、昔は「オジンオカイサン」や「オジンオカイセン」など日本語風の名前で呼ばれていたことから日本起源だとする見方があるという。
最後に記事は「これ以外にも過去の日韓の児童文化には国の違いが感じられないことが多い」とし「過去の歴史は思っているよりずっと多方面、広範囲に影響を及ぼしており、これが後世で別の形の資産として再利用できるということを今回の『イカゲーム』ブームが教えてくれた」と伝えている。
これを見た韓国のネットユーザーからは「知らなかった」と驚く声や、「結局は日本の力を借りないと何もできないのか」と落胆の声が上がっている。
一方で「文化は独占するものではなく共有するものだ」「日本植民地時代は約40年続いた。一つの国の文化がなくなることは悲しいけど当然のこと」との声も。
また「重要なのは『イカゲーム』というドラマを韓国がつくったということ。劇中の遊びがどの国のものであっても関係ない」「子どもの遊びなんてどの国も似たりよったりでは?」との指摘や、「日本は日本の文化をここまで有名にできるかな?。韓国の芸術センスを褒めるべき」との主張も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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