anomado 2021年9月27日(月) 21時50分
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中国の人気作家・墨香銅臭氏の作品「天官賜福」が漫画化、アニメ化されて絶大な支持を集めている一方、そのドラマ化をめぐってはネガティブな意見しか聞こえて来ない。
中国の人気作家・墨香銅臭氏の作品「天官賜福」が漫画化、アニメ化されて絶大な支持を集めている一方、そのドラマ化(作品名は「吉星高照」に変更)をめぐってはネガティブな意見しか聞こえて来ない。同ドラマは7月26日にクランクインを迎えたが、両主役のビジュアルが公開されると早速落胆の声が相次ぎ、最近では監督までが辞任したと取り沙汰され、ネットで話題になっている。
同作品の監督を務めるのは大ヒットドラマ「陳情令」を手掛けたチャン・カーラム(陳家霖)氏。関係者とファンの間では「陳情令」の成功が再現できると期待の声が続出していたが、予想を裏切った配役と折悪しく当局によるブロマンステーマの規制に引っ掛かり放送の見通しが立たなくなっていた。さらに最近では、人気ドラマの撮影現場でよく見かける「代拍」(盗撮を専門にする人)や「路透」(制作現場からの情報発信)によるドラマの最新情報も興ざめしたかのように一切見られなくなった。
こうした中、26日に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のあるアカウントから「チャン・カーラム氏が監督を辞任」と題した投稿があった。情報を提供したのは「陳情令」のビハインドシーンの制作に参加していた業界関係者で、ある程度の信ぴょう性があるということでネットでさまざまな臆測が飛び交っている。
ファンの間では「『陳情令』のメガホンを握った人だから『天官賜福』も楽勝でしょうが。ドラマ以外の原因かもしれない」「他の人が監督になるでしょう!ただ監督のスタイルに差があるので、ドラマの出来が心配」といった制作を不安視する声や、「監督が辞めるなんて、前代未聞!」「写真を見るたびにショックを受ける。撮影をやめてほしい」「期待を裏切っているので、早いうちにやめた方がみんなのためになる」と、支持する声が多く寄せられた。
ドラマは縁起のいいタイトルだが、クランクインから2カ月たった今も公式アカウントが開設されておらず、人気作者の人気作品にふさわしくない消極ぶりだ。
シャオ・ジャン(肖戦)、ワン・イーボー(王一博)のようなブレークスターの誕生はさておき、この先無事撮影が進み、放送までたどり着かせることができるのか。関心が集まっている。(編集/RR)
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