国慶節（建国記念日、10月1日）連休が間近に迫る中、複数の地域で新型コロナウイルス感染症が発生している。7日間の連休を安心して楽しむにはどうしたらよいか。どのスポットが人気だろうか。

国慶節連休は国民の旅行・レジャーニーズが集中的に放出される休暇期間の1つだ。中国文化・観光部によると、20年の国慶節連休に全国で受け入れた国内観光客は延べ6億3700万人に上り、比較可能なデータで計算すると前年同期の79．0％を回復した。旅行予約プラットフォームの同程旅行が発表した報告の予測では、21年国慶節連休期間に、全国の国内観光客数は延べ6億5000万人に達し、19年同期の80％以上を回復する見込みという。

今年の国慶節連休の人気スポットはどこか。都市別に見ると、同程のビッグデータでは、国内の人気航空路線のうち、重慶、成都、上海、昆明、広州、貴陽、北京、深セン、杭州、西安などの中核都市を離着陸する便の旅客数が最も多いという。

鉄道の乗車券から見ると、人気の到着都市は、重慶、広州、成都、長沙、北京、深セン、西安、南寧、南昌、杭州となっている。

観光地から見ると、同程のビッグデータでは、赤色観光（革命ゆかりの地をめぐるツアー）の人気が高く、四川省の瀘定橋をはじめとする革命聖地の観光地はどこも人気があり、延安、遵義、貴陽、長沙、杭州、井崗山などの赤色観光スポットの人気も高い。

ドライブ旅行で人気の観光地から見ると、百度地図の報告によると、五台山景勝地、泰山景勝地、黄山景勝地、九寨溝、青海湖景勝地、千島湖国家森林公園、老君山景勝地、稲城亜丁景勝地、莫干山景勝地、西江千戸苗寨が並ぶ。

このほかユニバーサル・スタジオ・北京が20日にオープンしたことを受けて、国内のテーマパークも観光客に人気の選択肢になった。旅行予約プラットフォームの途牛旅遊網の報告によると、ユニバーサル・スタジオ・北京、上海ディズニーリゾート、広州長隆野生動物園、珠海長隆海洋王国、上海海昌海洋公園、武漢海昌海洋公園、武漢歓楽谷、淮安西遊楽園、方特主題楽園、青島極地海洋世界の人気が高いという。（提供/人民網日本語版・編集/KS）