「ウルトラマンティガ」が急に復活、中国当局への忖度か、深まる謎

Record China    2021年9月28日(火) 10時50分

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各社の動画配信サイトから視聴不可能になっていた日本の特撮ドラマ「ウルトラマンティガ」が27日、急に配信を再開したことが分かり、注目の話題となった。

各社の動画配信サイトから視聴不可能になっていた日本の特撮ドラマ「ウルトラマンティガ」が27日、急に配信を再開したことが分かり、注目の話題となった。

騰訊視頻(テンセント)、優酷(YOUKU)、愛奇芸(iQiyi)、bilibiliなど大手をはじめとする動画配信サイトで、「ウルトラマンティガ」が視聴できなくなっていることが分かったのは、今月24日のこと。優酷では中国メディアの取材に対し、「内部調整のため」と理由を説明していた。

この措置については、子供を持つ保護者からのクレームに加え、中国・江蘇省消費者権益保護委員会が今年4月発表した報告が関係しているのではないかとの見方も浮上していた。同報告では、「ウルトラマンティガ」を含むドラマやアニメの21作品を取り上げ、暴力・犯罪・危険行為につながる1465点の問題点があったと記載されている。なお、「ウルトラマンティガ」の動画閉鎖について同委員会では、コンテンツ配信元の自主的な行為だとして関連性を否定していた。

27日、「ウルトラマンティガ」が各動画配信サイトで、再び視聴できるようになっていることが明らかになり、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上でも注目の話題に。ただし再開したサイトの多くは話数が不ぞろいのため、問題シーンが含まれる回を避けて配信を始めたとみられている。

配信の再開が注目された「ウルトラマンティガ」だが、28日未明には再び一部の動画配信サイトで視聴不可能となっており、不安定な状況が続いている。中国当局への忖度(そんたく)ではないかと謎が深まっている。(Mathilda

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