Record China 2021年9月28日(火) 21時20分
拡大
日本のゴルフウェアブランドが、韓国のゴルフウェア市場で急速な成長を見せている。写真はゴルフ。
日本のゴルフウェアブランドが、韓国のゴルフウェア市場で急速な成長を見せている。9月28日、韓国メディア・朝鮮Bizが報じた。
記事によると、日本のゴルフウェアブランド「St ANDREWS」は、韓国進出3年目となる2021年、上半期だけで120億8090万ウォン(約11億3540万円)の売り上げを記録し、20年の年間売上高を上回った。20年同時期の売上高と比較すると321%もの成長になるという。
09年に韓国へ進出した同じく日本のゴルフウェアブランド「PEARLY GATES」も21年は過去最高の売上高が予想されるとのこと。同ブランドのプレミアムブランドとして展開される「MASTER BUNNY EDITION」も21年上半期だけで92億8000万ウォン(約8億7217万円)の売り上げを記録し、前年の同時期に比べ2.6倍の成長を見せた。
韓国トレンド研究所のパク・ソンヒ研究員は、「20~30代がゴルフに関心を持ち始めたことで、機能性を強調していた既存の物とは違う、着やすくて若く見えるゴルフウェアが人気を集めている」とし、「日本のゴルフウェアブランドは、トレンドやデザインに重点を置いているのが特徴」と語る。
韓国レジャー産業研究所によると、現在コロナ禍でゴルフを楽しむ韓国人の数は約515万人で、17年よりも33%増加。21年のゴルフウェア市場規模は5兆1000億ウォン(約4793億円)台で、前年よりも10%ほど増えた。消費者のうち20~30代が占める割合は、全体の22%ほどだという。
また日本ゴルフ用品メーカーも、近年はゴルフウェア市場への参入に積極的な姿勢を見せている。高級ゴルフクラブで有名な「本間ゴルフ」は21年、ゴルフウェア事業を本格的に開始。20年6月にゴルフウェア市場参入計画を明らかにした「ミズノ」も、百貨店への出店を増やしている。記事は「日本のゴルフウェアブランドの躍進は、当分の間続くと見られている」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「日本が本当に嫌いなら、『反日』ではなく『克日』(日本に勝つという意味)すべき」「日本製でもいいものがあれば買う。なぜ自由を制限されなければいけないの?」「釣り用品や工具類、キッチン用品はもちろん、韓国製の商品だって核心部の部品は日本製が大部分。日本に勝つ方法は、不買運動ではなく品質改善のみ」「大統領府の職員だってレクサスの車に乗ってるよ」など、不買運動に反発する声が多く寄せられている。
一方では、「日本のブランドだと知らずに着てるだけ。知ればもちろん売り上げは減るでしょ」「日本の物は商品ではなく精神文化が問題。剣道や柔道、華道、茶道などを排斥すべき」などの意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)
この記事のコメントを見る
Record China
2021/9/17
2021/9/15
2021/9/8
2021/9/2
2021/8/26
2021/8/18
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る