サムスン電子は最近発売した第3世代の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」が人気を博している。ところが情報技術(IT)業界によると、韓国の移動通信社は代理店などを通じて、先月17日から事前予約を受け付けてきた当該スマートフォンのうち未だに開通が完了していない事例をまとめていることが分かった。
このように事前の開通プロセスに支障をきたしているのは、当初の予想を超える量の注文と部品不足による製品の品薄状態のためだという。サムスン電子が1週間の事前予約を受け付けた結果、約92万台の予約が殺到。これは「Galaxy Note20」の約1.3倍、前作の「Galaxy Z Fold2」の11倍を超える規模で、来月には折りたたみシリーズの中で最短の販売量100万台突破が有力視されているという。
「Galaxy Z Flip3」を中心に国内外で予想を超える販売量が続き、サムスン電子が国内の事前予約者を対象に開通期間を2度も延長するという史上初の事態も発生した。米国やドイツなど主要市場の流通チャンネルでも、配送遅延や事前予約開通期間の延長について案内している。サムスンスマホの存在感が薄かった中国市場でも、事前予約前にオンライン購入の意思を明らかにした待機人数が100万人を超えたとされている。
この記事のコメントを見る