Record China 2021年9月29日(水) 17時20分
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自民党総裁選は29日、投開票が行われ、1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず、トップの岸田文雄前政調会長と2位の河野太郎行革相の上位2人による決選投票の結果、岸田氏が新総裁に選出された。
自民党総裁選は29日、投開票が行われ、1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず、トップの岸田文雄前政調会長(64)と2位の河野太郎行革相(58)の上位2人による決選投票の結果、岸田氏が新総裁に選出された。
総裁選は、国会議員1人1票の国会議員票382票と党員票382票の計764票をめぐって争われ、有効票762票のうち、岸田氏が256票(国会議員票146票、党員票110票)、河野氏が255票(国会議員票86票、党員票169票)、高市早苗前総務相(60)が188票(国会議員票114票、党員票74票)、野田聖子幹事長代行(61)が63票(国会議員票34票、党員票29票)で、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できなかった。
決選投票は、国会議員1人1票と各都道府県連に1票ずつ割りふられた47票の計428票で争われ、岸田氏が257票(議員票249票、都道府県票8票)、河野氏が170票(議員票131票、都道府県票39票)だった。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)でも、中国の複数のメディアが「速報」として総裁選の結果を報じ、岸田氏が10月4日召集の臨時国会で新首相に選出される見通しであることを伝えている。
中国のネットユーザーからは「岸田氏は靖国神社参拝に含みを残していたが…」「民意に近い党員票で優勢の河野氏が敗れるというのはおかしな仕組みだ」「高市氏は国会議員票をずいぶん多く獲得したな」「相対的に最も正常と思える野田氏が最下位とは。案の定、日本はポピュリズムの天下だ」「日本の首相が誰になろうと関係ない。中国は自国の発展に向けて自分のやるべきことをしっかりやるだけ」などの声が上がった。(翻訳・編集/柳川)
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