台湾外交部は、このほど公開した今年の双十国慶節（10月10日、中華民国の建国記念日）のプロモーション映像にミスが見つかったため、修正した上で再公開した。

中国のニュースサイトの環球網が3日、台湾のニュースサイト、中時新聞網の報道を引用する形で伝えたところによると、双十国慶節のプロモーション映像「2021年、台湾にはあなたがいます」の冒頭に登場する「玉山主峰」の空撮映像が、実際にはスイス・アッペンツェル地方の山だったことが判明した。

映像は、「健康台湾、コロナと共に闘う」「民主台湾、共に守る」「革新台湾、共に繁栄」「文化台湾、共に伝承」の四つのパートに分かれ、台湾の成果を国際社会に紹介するもの。中国語のほか、日本語や英語など計13言語のバージョンが制作され、台湾外交部のYouTube公式チャンネルなどで公開されている。（翻訳・編集/柳川）