Record China 2021年10月5日(火) 22時20分
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4日、観察者網の微博アカウントは、日本で列車にはねられて死亡した男性の財布を盗んだ男が逮捕される事件が起きたと報じた。イメージ写真。
2021年10月4日、中国メディア・観察者網の微博(ウェイボー)アカウントは、日本で列車にはねられて死亡した男性の財布を盗んだ男が逮捕される事件が起きたと報じた。
記事は、警視庁が4日に61歳の男を窃盗容疑で逮捕したと紹介。男には8月29日に51歳の男性が東京都内の踏切で列車にはねられて死亡した際、倒れて動かなくなった男性に近づいて所持品を漁り、財布を取り出して現金を抜き去った容疑がかけられており、現場の防犯カメラにその様子が映っていたと伝えた。
そして、警視庁が男性の所持品を調べた際、現場に残されていた財布の中身がほとんど空っぽになっていたことを発見、防犯カメラの映像から男を特定して逮捕したと説明。警察関係者の話として、男が「財布の中の現金を抜き取った」と容疑を認めていることを紹介した。
その上で、この事件に日本のネットユーザーが大いに注目し、その経緯について老婆が死んだ女性の髪の毛を売ってお金を稼ぐという日本の著名作家・芥川龍之介の小説「羅生門」のストーリーを想起させるとの感想が寄せられたことを伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「(日本人はモラルが高いという)公共知識人の話とは全然違うじゃないか」「死人の体から財物を漁るなんて、どんな思考回路なのか」「病院に運ばれた後で死亡したっていうから、もっと善良な人が通りかかっていたら助かったかもしれない」「資本主義は人でなしを生み出すんだな」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
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