Record China 2021年10月5日(火) 17時40分
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女子バスケットボールのアジアカップで日本が優勝したことについて、中国メディアの新京報は4日、「アジアカップでは中国は6連敗している」との記事を掲載した。
3日に行われたアジアカップの決勝で、日本は78-73で中国を下し、前人未到の5連覇を達成した。新京報の記事は「過去10年間、日中の女子バスケットボールチームはアジアカップ、ワールドカップ(W杯)、五輪などの大会で幾度も対戦してきた」とし、「2011年のアジア選手権が分岐点となった。それ以降、中国はアジアの舞台で独り勝ちできなくなり、日本は国際舞台でのパフォーマンスで次第に中国に追いついてきた」と説明した。
その上で、「13年から日本はアジアカップで5連覇を達成したのに対し、中国は準優勝が3回、3位が2回となっている。5大会で計6回対戦したが、中国がことごとく敗れた」と紹介。一方で、「15年アジアカップ決勝での惨敗は意外だったものの、15年のグループリーグ、17年の準決勝、19年と21年の決勝はいずれも5点差以内の接戦で、全体的な実力としては伯仲している」と論じた。
また、「アジアカップの戦績の単純な比較が、両チームの強さを反映したものとは言えない」とし、「過去2回のアジア大会では中国が優勝1回、準優勝1回だが、日本はいずれも3位だった。過去2回のW杯では、中国がいずれも6位だったのに対し、日本は14位と9位だった。過去2回の五輪は、中国が10位と5位で、日本は8位と準優勝だった」と説明。「過去10年間に両社は計9回対戦し、中国の3勝6敗。6敗はいずれもアジアカップだ」と指摘した。
記事は最後に、「日本がアジアカップで5連覇を達成したことや、中国が連敗していることは事実であり、中国のチームスタッフや選手たちもその差を認識している」とする一方、「アジア大会やW杯では日本よりも優れた成績を収めていることも見逃せない」とし、「3年後のパリ五輪に向かう上で、中国選手たちには自信を持つ十分な根拠がある」と主張した。
中国のネットユーザーからは「これだけの選手がいてなぜ?間違いなくコーチ陣の問題だ」「監督の問題。私が監督がやっても勝てた」「オーストラリアに勝てるくらいの力で臨めば日本には楽勝だったはず。なぜ試合が始まったらそれができなくなるんだ」といった声や、「負けた原因は二つ。一つは相手を甘く見たこと。二つ目はスピード勝負に固執し、身長の優位さを利用しなかったこと」「スピードを上げたことでミスが多くなって負けた」「スピード勝負もできるようになったのは進歩だ。これは世界の強豪国と対戦する上で必須。東京五輪で準優勝した日本が、その必要性を証明した。もちろん中国はスピードでは日本にかなわない。スピードと高さを合わせた戦い方をしなければならない。ひな型はもうできているので、継続することが大事」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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