Record China 2021年10月7日(木) 17時20分
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韓国で国政監査が進む中、姜昌一駐日韓国大使の言動が注目を集めている。写真は韓国の国旗と姜大使。
韓国で国政監査が進む中、姜昌一(カン・チャンイル)駐日韓国大使の言動が注目を集めている。10月6日、韓国メディア・韓国経済が報じた。
記事によると、姜大使は6日、オンライン形式で外交統一委員会による国政監査を受けた。その中で、趙太庸(チョ・テヨン)議員(「国民の力」)の「大使が赴任以来、日本の首相や外相と面談をしていないのは初めてではないか」という質疑に対し、「首相に会おうとする理由がなかった」と回答。趙議員が続けて「現地の大使は外相や首相に会うのが普通」と指摘すると、「そんなことはない」「そう言わないでほしい」と語気を強めたという。
そして「通常は大使が行くと首相が会ってくれるが、南官杓(ナム・グァンピョ)前大使の場合は離任の際も会えなかった」とし、「それだけ日韓関係が冷えきっている」と説明。「日韓関係は構造的な問題であり、1人の力で解決できる問題ではない」と主張した。
記事は「姜大使はこの日、大使としての役割を要求する質疑に何度も腹を立てた」と報道。趙議員が「外交では、日韓政府間の関係よりも、東京にいる駐日大使と日本政府の関係のほうが良好なのが普通。姜大使の場合は日韓政府間の関係と大して変わらないように見える」とし、「(両国の関係に)プラスとなっている証拠がない」と指摘すると、姜大使は「証拠はたくさんある。雰囲気が良くなったのに菅政権が1年で終わってしまった」と反論したことを伝えた。
また姜大使は、岸田政権下の日韓関係について、「岸田首相は外相を長く務め、外交における対話の重要性を主張してきたので、高官同士の会談などを通じた日韓関係改善の努力に前向きと思われる」としつつも、「急激な変化は当分の間期待できないだろう」と語ったという。
韓国のネットユーザーからは、「じゃあ日本に観光でもしに行ったの?」「任命前は大口をたたいていたのに、赴任後は何もできずに言い訳ばかり」「大使として行ったなら、関係改善に努力するなり日本の首相官邸に立てこもるなり何かはしないと」「国民のためにそんなこともできないのに、なぜ血税を使ってそこにいるの?戻ってくればいい」「この人は日本が好きらしいから、文政権の反日政策の被害者として悔しがっているんだね」など、批判的なコメントが相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)
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