Record China 2021年10月8日(金) 0時20分
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米海軍のカルロス・デル・トロ長官は5日、「中国との戦争は望んでいないが、台湾を取り戻すのを思いとどませるのが我々の最終的な責任だ」と述べた。写真は在日米海軍司令部のフェイスブックアカウントより。
米海軍のカルロス・デル・トロ長官は5日、「中国との戦争は望んでいないが、台湾を取り戻すのを思いとどまらせるのが我々の最終的な責任だ」と述べた。
中国のニュースサイト「環球網」が7日、米軍事サイト「ディフェンス・ニュース」の報道として伝えたところによると、同長官は今週、「米海軍と米海兵隊がどのように世界の海上における支配を維持し、戦略的パートナーシップを強化し、中国に対抗する力を増やすか」について概説する戦略的ガイダンス文書を発表する。
同長官は5日夜、米海軍兵学校での講演でこの戦略的ガイダンスについてプレビューし、「率直に言って、望んでいる目標は中国との対抗ではない。紛争に巻き込まれたい人などいない。中国が達成しようとしていること、台湾を取り戻すことを含めて、それらを思いとどまらせるのが我々の最終的な責任だ。我々にとってとても重要なのは、中国および世界各地で時々直面する他の多くの脅威に我々がもっと集中できるようにすることだ」と述べた。
さらに、「中国は、米国だけでなく同盟国やパートナー、さらには戦後の世界平和を促してきた国際的な規範に対する脅威になっている。戦略的ガイダンスの優先事項の一つは、世界的な同盟・パートナーシップを強化することだ」とし、オーストラリア、インド、フィリピン、インドネシアなどの名前を挙げた。
また、「台湾の自衛に必要な武器や技術の提供も極めて重要だ」とも述べた。(翻訳・編集/柳川)
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