韓国ドラマ「イカゲーム」をまねて…英国やベルギーの小中学校で暴力が増加―中国メディア

Record China    2021年10月11日(月) 20時20分

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10日、観察者網は、世界的に人気を集めている韓国のネット配信ドラマ「イカゲーム」の暴力シーンについて、英国やベルギーで子どもへの影響を懸念する注意喚起が出されていると報じた。

2021年10月10日、中国メディアの観察者網は、世界的に人気を集めている韓国のネット配信ドラマ「イカゲーム」の暴力シーンについて、英国やベルギーで子どもへの影響を懸念する注意喚起が出されていると報じた。

記事は、主人公をはじめとするさまざまな人物が巨額の賞金のために命がけでゲームに挑戦する様子を描き、動画配信サイトNetflixで放送されている「イカゲーム」について、韓国国内での人気のみならず世界の多くの地域で視聴率1位を記録していると紹介。一方で、劇中には大量の血なまぐさいシーンや暴力シーンが含まれているため、韓国では19歳未満の視聴が禁止され、Netflixも15歳未満の視聴を制限する「R-15」指定作品としていることを伝えた。

その上で、年齢制限を設けていても青少年への同作品の影響を避けることはできないとして、英国の複数メディアが8日、同国内の学校で保護者向けに「ゲームに負けた人がみんなから殴られるという、ドラマの内容を模した遊びがまん延している」との注意喚起通知が出されたことを報じたと紹介している。また一部の学校では「子どもが『イカゲーム遊び』をしているにもかかわらず直ちに制止しなかった場合、保護者にペナルティーを与える」という厳しい通知を出したり、8〜10歳の児童を対象とした暴力やネット暴力に関する課外授業の実施を発表したといった動きが見られるとした。

さらに、ベルギーのある学校も5日に、近頃「イカゲーム」の影響を受けて校内で「だるまさんが転んだ」をやる子どもが増え、負けた子どもが暴力を振るわれるケースが起きているとし、保護者に子どもの動向を注視するよう呼び掛けたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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