中国のボーイズグループ「INTO1」の日本人メンバー・サンタ（賛多）が今後の夢について語った。中国のエンタメメディア・捜狐娯楽が11日に伝えた。

記事によると、サンタは3歳からダンスを習い始め、小さい頃からテレビの中で活躍する人物になりたいと考えていた。17歳の時にストリートダンスの世界コンテストで史上最年少優勝を果たし、これまでに3回世界チャンピオンに輝くなど、ストリートダンス界では押しも押されもせぬ王者になった。

そして、今年初めに日本から中国に進出、オーディションドキュメンタリー番組「創造営2021」に参加し、最終成績第2位でINTO1のメンバーに入った。初めて出演したバラエティー番組で子どもの頃からの夢をかなえたことについて「夢の中にいるみたいで、信じられない。小さかった頃の自分にありがとうと言いたい」と感慨深げに語った。

サンタはダンスに対してストイックな姿勢で取り組んでいるだけでなく、自身の生活全体で自らに高い要求を課し、自らを律しながら日々を過ごしている。芸能人となった現在、どのように時間を管理しているかを聞かれると「時間がなくていつも徹夜している。でも、仕事がなくて不安になるよりも、今の生活の方がいい。自分の好きなダンスができるから。仕事は自分にとってプレッシャーというよりも、うれしいという気持ちが強い」と話したという。

記事によると、サンタは「仕事をしてない時間、勉強をしていない時間は好きじゃない」と語り、仕事がない時にはもっぱら新たな作品を考える、自分のダンスを動画でチェックする、中国語や英語を勉強する、映画を見る、友人と一緒に遊ぶといった過ごし方をしていると明かした。今後の夢として「チャンスがあれば、（ダンサーとしてデビューし、ドラマ「陳情令」の主役としてブレークを果たした）ワン・イーボー（王一博）さん、（韓国の男性グループGOT7のメンバーで、中国出身の）ジャクソンさんと共演したい」とコメントした。（翻訳・編集/川尻）