Record China 2021年10月13日(水) 0時20分
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21年10月11日、韓国・中央日報は「韓国海軍の演習弾使用率が文在寅政権発足の2017年から昨年まで低下を続けている」と伝えた。資料写真。
2021年10月11日、韓国・中央日報は「韓国海軍の演習弾使用率が文在寅(ムン・ジェイン)政権発足の2017年から昨年まで低下を続けている」と伝えた。
海軍が国会国防委員会のシン・ウォンシク議員に提出した資料によると、海軍全体の演習弾使用率は16年が96.1%、17年が94.5%、18年が93.1%、19年が91.4%、20年が87.2%となっている。
海軍艦艇が使用する艦砲(ミサイル含む)演習弾の使用率は16年の94.9%から97.3%、95.2%、87.6%、82.1%と、大幅に低下。航空機が使用する航空弾も同様に99.6%、99.5%、99.1%、98.3%、85.2%と推移しており、昨年は急激に落ち込んだ。兵士訓練用の地上弾を含むその他も同じく96.2%、94.3%、92.9%、91.7%、87.6%と大きく落ち込んでいる。
海軍は「射撃訓練は毎年100%実施しており、縮小や制限などはしていない。海上訓練も正常に行なわれている」とコメントしているが、シン議員は「使用率の減少原因は、何よりも海軍の訓練不足が最大の原因」だと懸念を示している。兵士の実戦能力育成がおろそかになっているのではないかとの声も上がっているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「新型コロナのせいで演習弾を使う訓練自体が減ったのに、何を言っているんだ」「コロナで訓練ができないだけだ。それが政権のせいなの?」「コロナもあったし、兵器の先端化で他の訓練に置き換えられているんでしょ」「文政権は弾道ミサイル玄武4の開発に成功したんだから、昔のおもちゃみたいな兵器を持って演習したって役に立たない」「たくさん撃ったら撃ったで文句を言うだろうに」など、シン議員の主張に否定的なコメントが多数寄せられている。
一方で「主敵は誰か、との質問に一言で答えられない軍統帥権者が文大統領だ」「海軍は艦砲の撃ち方も忘れそうだな。訓練を増やしてもいいくらいなのに、文大統領は北に怒られるのが怖くて訓練を減らしている」「減らした分は北朝鮮にあげたんだろ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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