anomado 2021年10月12日(火) 13時50分
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主演ドラマが続けて2作品も先行きの見えない状況にある中国の女優ヤン・ズーが、“今年最も不運な女優”と呼ばれている。
主演ドラマが続けて2作品も先行きの見えない状況にある中国の女優ヤン・ズー(楊紫)が、“今年最も不運な女優”と呼ばれている。
ヤン・ズーが「陳情令」で知られる俳優シャオ・ジャン(肖戦)と共演したドラマ「余生、請多指教」は、2019年秋にクランクアップした作品。これまで何度かオンエア予定の情報が流れ、直近では今年9月初旬から湖南衛星テレビ、動画配信サービスの騰訊視頻(テンセント)での公開予定が報じられていたものの、スケジュールを延期している。
歌手で俳優のクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)と共演した時代劇ドラマ「青簪行」は昨年初め、コロナ禍による約2カ月の停滞を経て、同7月にクランクアップ。今年夏に配信予定となっていたが、8月にクリスが強姦(ごうかん)容疑で逮捕される事件が勃発。その後、AI技術による顔面の差し替えで配信を目指すとの報道があったものの、見通しが立たない状況に陥っている。
主演ドラマが2作品も難航しているヤン・ズーだが、ドラマ1本の事前作業から撮影、クランクアップまでの時間を考えると、この2作品で丸1年を費やしていることになる。人気女優が貴重な1年を棒に振る状態になっていることで、ニュースサイトの騰訊などでは“今年最も不運な女優”と報じている。
なおヤン・ズー主演の別作品では、今年3月初めにクランクアップした「女心理師」が8月に放送に向けて検閲を通過し、許可証を取得したことが明らかに。「世界メンタルヘルスデー」に当たる今月10日には、ヤン・ズーはじめメインキャストによる啓発ポスターも公開されるなど宣伝活動が続いていることで、オンエア間近とファンの期待も高まっている。(Mathilda)
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