韓国、子犬にほえられ転倒したバイクの運転者が高額の賠償金を要求=韓国ネットは批判「バイクの方が騒音」

Record China    2021年10月18日(月) 8時0分

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韓国で子犬の鳴き声に驚いて転倒したバイクの運転者が高額の損害賠償金を要求しているとして物議を醸している。資料写真。

韓国で犬の鳴き声に驚いて転倒したバイクの運転者が高額の損害賠償金を要求しているとして物議を醸している。14日、韓国・朝鮮日報が伝えた。

記事によると、ハン・ムンチョル弁護士が運営するYouTubeチャンネル「ハン・ムンチョルTV」に13日、「子犬がほえたのに驚きバイクが転倒したが、損害賠償として3400万ウォン(約325万円)を要求するだって?」という題名の文章が映像と併せて投稿された。

投稿者は、7月20日に蔚山市北区の住宅地を飼い犬と一緒に散歩していたと説明。投稿された映像には、マンションの敷地内に入ろうとしたバイクが突然転倒し、犬がその周りを走る様子が映っている。バイクの運転者は「犬が自分に飛びかかってきた」と主張しているというが、投稿者は「リードを短く持っていたので犬はほえただけだった」とし、「バイクが倒れた後、驚いてしばらくリードを放してしまった」と反論した。

また投稿者は、この犬は体長50センチ、体重8キロほどの小型犬「ミニチュア・シュナウザー」であるため、驚いて転倒するほどの威圧感はないと主張。現在、運転者はギプスのみ着用し手術や入院はしていないが、しばらく仕事ができなくなったことや、本人と家族が精神的被害を受けたことなどを理由に3400万ウォンの損害賠償金を要求しているという。

これに対し、ハン弁護士は「リードを短めに持っていたとしても、犬がほえることにまで注意はすべき。飼い主にも一部非はある」と発言。しかし「いくら責任が大きくても、この事故で損害賠償額が1000万ウォン(約96万円)を超えることはないはず」と回答したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「運転者はくだらないことを言うね」「じゃあバイクの走行音に驚いて転んだとして損害賠償を請求したら払ってくれるの?」「この程度の速度で走行中に犬にほえられて転ぶようなら配達の仕事はしない方がいい」「こんな人がいるなら韓国で犬の散歩は不可能。犬がほえることくらいあるでしょ」「今やすれ違った車に驚いて転んでも訴える世の中だから」「もはや目が合っただけでも『不細工で驚いた』と言って損害賠償請求されそう」など、バイクの運転者に批判的な意見が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

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