サムスン社の折り畳み式の最新スマートフォン「Galaxy Z Flip 5G」のイメージキャラクターとしてこのほどツォン・シュンシーの起用が発表され、宣伝動画が公開された。だが、サムスン社は過去に中国でスマホの爆発事故をはじめ、公式ホームページでの国・地域の記載が「1つの中国」に反するとして物議を醸すなど、さまざまな問題が注目されてきた。2019年には韓国の人気グループEXOの華人メンバーで、歌手で俳優のレイ(張芸興/チャン・イーシン)が領土問題を理由に、サムスン社との契約解除を表明している。
今年9月には「Galaxy Z Fold3 5G」のイメージキャラクターに、中国の人気俳優チェン・クン(陳坤)が起用されたが、「中国を侮辱するメーカーを選ぶのは許せない」「なぜわざわざ地雷を踏むのか」と反感を買い、批判にさらされた。それだけにツォン・シュンシーの起用について、「マネジメント側はネットの声を見ていないのか」「黒歴史を残すことになる」といった批判や懸念の声が早くも上がっている。
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