Record China 2021年10月21日(木) 9時20分
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19日、韓国・スポーツ京郷は「自動車大国のプライドが高いドイツと英国で、現代・起亜自動車の販売台数が増加している」と伝えた。写真は起亜自動車の電気自動車「EV6」。
2021年10月19日、韓国・スポーツ京郷は「自動車大国のプライドが高いドイツと英国で、現代(ヒュンダイ)・起亜自動車の販売台数が増加している」と伝えた。
ドイツの業界の資料によると、韓国・現代自は欧州最大の自動車市場であるドイツで今年1~9月に、前年同期比10.9%増加の7万9773台を販売した。起亜自も5.4%増加の4万9484台と集計された。合計販売数は8.7%増加の12万9257台となっている。また現代自は先月、1万359台を販売し、フォルクスワーゲン(3万1002台)、BMW(1万6487台)、メルセデス・ベンツ(1万3734台)、オペル(1万3222台)に続く販売数5位を記録した。前年同月は10位だったが、5ランクアップした。
こうした好調について、現代・起亜自は「IONIQ(アイオニック)5、EV6などのエコカーブランドモデルの好評に加え、ローカライジング(現地化)が市場で通用したため」だと評している。また、ドイツ政府のエコカー奨励政策に足並みをそろえ、現代自グループの電気自動車(EV)専用モデルプラットフォーム「E-GMP」で設計したEVが好評で、両社の販売数が急増したという。
一方、英国では、現代自は1~9月に前年同期比39.9%増加の5万2931台、起亜自は29.6%増加の7万4096台を販売した。合計では33.7%増加の12万7027台と集計された。英国市場トップのフォルクスワーゲンの販売数(12万1286台)を越えたという。
現代・起亜自関係者は「欧州ではIONIQ5、EVのほかにプラグインハイブリッドモデル(PHEV)も人気が上がっている。エコカーをリードする企業としてのイメージ向上の努力を続けたことが効果をもたらした」とコメントしている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「安いからでしょ。3年も乗れば後悔するよ」「経済状況が苦しいから安い車を買っているだけでは」「リコールが心配」「まあ、好調なのは認めるよ。未来への準備もしておくといい」など、やや否定的な声が寄せられている。
一方で、「ここ数年の目を見張る品質向上も大いに影響したと思うし、コロナ時代と韓流文化に乗って韓国という国のブランドイメージが上がったことの影響も無視できないのでは」「EVの時代になれば、内燃機関車は斜陽となる。それでも日本は内燃機関とファクシミリにすがっている。もはや日本の時代ではない」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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