TCS創設後、日中韓の政治、経済、社会・文化的交流はさらに活発になった。ただ最近は、3カ国それぞれで民族主義が高まったことにより、互いへの敵対感情がむき出しになることも多い。TCSは現在、こうした問題を解決するため、日中韓を海底トンネルで連結するプロジェクト「東アジア環状高速鉄道・高速道路イニシアチブ(Northeast Asia Ring Railway & Expressway Initiative)」を推進しているという。これが実現すれば、日中韓の国民は乗用車や高速鉄道に乗り、日韓・中韓海底トンネルを使って日本の東京、京都、韓国のソウル、慶州、中国の北京、西安を12時間以内に訪問できるようになる。3カ国の政治、経済、社会・文化的交流が促進され、各国国民の相互理解と親密度が深まることも期待できるという。
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