Record China 2021年10月28日(木) 10時0分
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26日、韓国・マネートゥデイは「サムスンのGalaxyが米アップルのiPhoneを超えたように、現代自動車も米テスラを超えるだろう」と題した記事を掲載した。写真はテスラ車。
2021年10月26日、韓国・マネートゥデイは「サムスンのGalaxyが米アップルのiPhoneを超えたように、現代(ヒュンダイ)自動車も米テスラを超えるだろう」と題した記事を掲載した。
記事によると、テスラは今年7~9月期の純利益が16億2000万ドル(約1850億円)と前年同期比5倍の急増を記録する好調で、その要因には電気自動車(EV)が挙げられる。過去3カ月の引き渡し数は24万1300台で、世界的な車両用半導体不足の中でも過去最多を達成した。通年の販売数は過去最多の90万台を超える見通しだという。
現代自は四半期別の売上高、営業利益ではテスラを大きく上回るが、世界市場におけるEV販売数は4分の1水準にとどまる。専門家らは今後の両社の勝負を決めるカギは「自律走行関連ソフトウェア」だとみているという。既に現代自は年間800万台の量産能力を備えているといい、韓国自動車研究院によると、量産能力は世界5位に入る。ただ、テスラが圧倒的優位にある「自律走行関連ソフトウェア」領域で現代自が単独でテスラを抜くことは単独では不可能とみられ、「現代自が弱い部分に関しては思い切った企業吸収・合併をすべきだ」と提言しているという。
現代自はEVだけでなく、自律走行、都心航空交通UAM(Urban Air Mobility)、ロボティクスなど「モビリティ企業」への変貌に向けた全方位投資を進めているという。米アプティブとの合弁会社「モーショナル」がその代表格で、インテル、エヌビディアコーポレーション、Metawave Corporationなどとも、直接・間接的に投資を行なっている。
専門家は「こうした先制投資や合弁法人の設立は完成車業界ではめずらしいことで、そのアプローチのおかげでGM、フォルクスワーゲン、トヨタと共にテスラと競争できる企業に現代自の名が挙がっている」としている。また「来年、再来年には現代自の自律走行関連の成果が世に出るだろう」とし、「iPhoneが初めて登場した時、ライバル会社は全て淘汰(とうた)されると思われたが、サムスンが追いついた。それと同様に、現代自にも全く可能性がないわけではない」と評しているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「サムスンがアップルを超えた、という部分で笑えばいいのか?」「いつGalaxyがiPhoneに勝ったって?」「世界のスマートフォン収益の7割はアップルが持っていってるけど。夢でも見た?」「株価からして天と地の差があるのに、現代自がテスラを追い抜く?。笑わせないでくれ」など、内容に疑問を示す声が多数寄せられている。
その他、「テスラの自律走行が優れていると言っても、米国内での話だよ。韓国で自律走行を信用してたら命を落とす」「まずは貴族労組を無くしてからだ」「日本の自動車産業を追い抜くところは見たいね」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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