Record China 2014年5月22日(木) 6時0分
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21日、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、笹川陽平日本財団会長へのインタビューを掲載した。写真は中国人民解放軍。
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2014年5月21日、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、笹川陽平日本財団会長へのインタビューを掲載した。以下はその一部。
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――笹川日中友好基金は、両国の人材育成や交流に大きな貢献をされてきました。また自衛隊と中国人民解放軍にも、交流の機会を提供されてきました。両国の政府間交流が現状、大きな空白となる中、自衛隊と人民解放軍の交流活動は今も行われているのでしょうか。
この活動の前提は、両国に政治面での摩擦が生じても交流し続けることです。当時の小泉純一郎首相が靖国神社に参拝したその年、中国人民解放軍は訪日団を派遣しました。中国の潜水艦が日本の領海に侵入したその年も、自衛隊が中国を訪問し、交流活動を行いました。双方の努力のたまものなのです。
こんなエピソードがありました。交流のために日本を訪れた人民解放軍の士官がこう言ったのです。
「訪日するまで、自衛隊学校では軍国主義への道をどのように進むかについて教えているものと思い込んでいた。軍服を着た自衛官が街の至る所にいると誤解もしていた。日本に来て、そうではないと分かった。百聞は一見に如かずとはまさにこのことだ」。
中国を訪問したことのない自衛官も多くいます。中国がどれだけ豊かになったかを、彼らは知らないでしょう。軍隊に入るのは戦争好きな人だと思われがちですが、実際はそうではありません。軍人こそ、最も戦争を嫌う人なのです。戦争が起きて最初に奪われるのは自分たちの命なのですから。(翻訳・編集/NY)
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