日本のコロナ感染者が減少した後、在日中国人に影響する3つの懸念―華字メディア

Record China    2021年10月31日(日) 6時10分

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28日、日本華僑報網は、日本で新型コロナの感染状況が落ち着いてきた中で存在する、在日中国人の3つの憂慮について紹介する記事を掲載した。写真は東京都内。

2021年10月28日、日本の華字メディア・日本華僑報網は、日本で新型コロナの感染状況が落ち着いてきた中で存在する、在日中国人の3つの憂慮について紹介する記事を掲載した。

記事はまず、現時点で感染状況が落ち着いているものの、冬に入ってさらに大きな感染リスクが存在する可能性があるとした。そして、現在中国をはじめとする世界的な感染状況が依然として楽観できない状況にある中、感染ペースの鈍化によって日本では緊急事態宣言時の制限が次々に解除され、人びとの活動密度、頻度が急速に高まることによる不安定要素が大きくなる可能性があり、在日中国人社会にとって現在の状況を楽観視しすぎるのは「正しくない選択かもしれない」と論じている。

次に、感染状況の好転が日本経済により大きなリスクをもたらす可能性もあると指摘。状況好転による経済活動再開は今後の感染再拡大のリスクをはらむと同時に、実際に新たなパンデミックが起きれば日本経済も再びダメージを受けることになるとした。そして、在日中国人は現状について長期的な戦略的視点を保ち、今後の状況変化に対して正しい判断を下す必要があると伝えた。

そして最後に、日本の感染状況緩和が日中関係にさらに多くの不安定要素をもたらし、地政学的リスクが明らかに高まる可能性があるとした。記事は、新型コロナによって多くの政治的な問題が影を潜めており、感染状況が改善することで日本政府が西側諸国とともに一層中国との対抗の道を進む恐れがあると多くの国際情勢ウオッチャーが懸念していると伝え、在日中国人は感染状況緩和後の日中関係の変化に警戒心を保つべきだとした。(翻訳・編集/川尻

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