台湾よりひどい!?日本人の給与明細に驚き―台湾メディア

Record China    2021年10月31日(日) 13時10分

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台湾メディアの中時新聞網は29日、「日本の給料は台湾よりもひどかった?」と題し、ある日本人の給与明細が台湾のネット上で議論の的になっていることを伝えた。

台湾メディアの中時新聞網は29日、「日本の給料は台湾よりもひどかった?」と題し、ある日本人の給与明細が台湾のネット上で議論の的になっていることを伝えた。

記事は、「台湾人にとって日本は最も人気の観光地であり、その文化に憧れを抱いている人も少なくない」とした上で、台湾の有名なネット掲示板PTTで紹介された2人の日本人の給与明細の写真を紹介した。

いずれも日本のツイッターで話題になったもので、一つは給与は20万500円だったが健康保険料や厚生年金保険料が引かれた後の手取りが13万8000円になったという給与明細。もう一つはコロナで手取り12万円になったという40代のバス運転士の給与明細だ。なお、台湾の平均月収は4万2000台湾ドル(約17万円)と言われている。

PTTに投稿したユーザーは「日本の底辺も悲惨」とし、「年々給料が上がり、減税措置も増えている台湾の方が幸せ」との考えをつづっている。

これに対し、他のユーザーからは「日本のバス運転手の給料なんて台湾のバス運転手の半分じゃないか。本当に悲惨だな」「日本のM型社会(統計曲線が「M」の字を表す富の人口統計学的分布。中流階級が少なくなり、貧困層と富裕層に別れる)化は最近始まったことではない」「日本は表面的には輝いているけど、貧富の格差の問題は日に日に深刻になりつつある」「日本に移民したいという人が多いけど、彼らは保険料や税金がどれだけ高いか知らない」といったコメントが書き込まれたという。

一方で、「日本の物価が高いと感じるのは観光地にばかり行っているから(実際はそれほど高くない)」「日本の物価はとても安い。住んでみたら分かるよ」「日本は家賃ですら台湾よりも安いからな」「日本の健康保険は台湾よりも広くカバーしてくれる」「日本は街の景観だけでも台湾よりずっと良い。生活していて気持ちが良い」などと「反論」するユーザーもいたと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田

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