中米の商務相が協議を再開? 中国商務部のコメント

人民網日本語版    2021年10月30日(土) 11時0分

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中国と米国の対話・コミュニケーションの最近の進展状況はどうなっているのか。今後再び協議を行う計画はあるのか。中国商務部の束珏婷報道官は28日に行われた記者会見でコメントを述べた。

中国と米国の対話・コミュニケーションの最近の進展状況はどうなっているのか。今後再び協議を行う計画はあるのか。中国商務部(省)の束珏婷報道官は28日に行われた記者会見でコメントを述べた。中国新聞社が伝えた。

中米包括経済対話の中国側代表を務める劉鶴副総理(中共中央政治局委員)はこのほど米国のイエレン財務長官とテレビ会議の形式で協議を行った。

束氏の説明によると、双方の協議は約1時間半行われ、経済貿易分野の幅広い議題について実務的で専門的、かつ踏み込んだ交流を行った。第1に、双方は中米両国のマクロ経済情勢・政策について意見を交換し話し合った。その内容には成長の状況、インフレ圧力、金融の安定、サプライチェーンなどの問題が含まれていた。双方はともに、世界経済の回復は今、重要な段階にさしかかっており、中米がマクロ政策をめぐるコミュニケーションと協調を強化することは非常に重要であるとの見方を示した。第2に、双方は金融市場の監督管理、主要20カ国・地域(G20)の枠組み内での協力など多国間・二国間の具体的な協力について、意見を交換した。第3に、双方は各自の関心を寄せる問題を提起し、中国は米国が追加関税と制裁措置を撤廃し、中国企業を公平に取り扱うことなどについての懸念を示した。

束氏は、「今年5月以来、中米は経済貿易分野で正常なコミュニケーションをずっと維持してきた。双方とも、今後も引き続いて各レベルでのコミュニケーションを維持し、中米両国と世界全体に資するという観点から実務協力を推進し、具体的な問題を解決することに同意している」と説明した。

また束氏は中米商務相の対話やコミュニケーションの予定について、「中国は一貫して開放的な態度を取ってきた。さらなる情報があれば、速やかに公表する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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