インドが射程5000キロのミサイル試射成功、狙いは中国―印メディア

Record China    2021年11月3日(水) 5時20分

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29日、環球時報は、インドが射程距離5000キロの大陸間弾道ミサイルの発射試験に成功したと報じた。写真はインド。

2021年10月29日、環球時報は、インドが射程距離5000キロの大陸間弾道ミサイルの発射試験に成功したと報じた。

記事は米AFPの28日付報道として、インド時間27日午後7時50分ごろ、インド軍がアブドゥル・カラム島から射程距離5000キロの「アグニ-5」大陸間弾道ミサイルの発射試験に成功したと紹介。インド政府が発射試験について「非常に高い正確性をもって、ベンガル湾に落下した」とする声明を発表し、今回の発射試験成功が「先制攻撃には使わないという方針を支える、信頼できる最低限の脅威を持つというインドの政策に合致するものである」との見解を示したことを伝えた。

また、インドメディアが今回の「アグニ-5」発射試験について同ミサイルとしては初めての夜間発射試験だったとするとともに、「射程距離が5000キロメートルということで、このミサイルはパキスタンに関係するものではなく、主に中国をターゲットにしたものだ」と報じたことを紹介。AFPもインドの専門家の話として、同ミサイルが中国全域をカバーする射程距離を持っていると報じたことを伝えている。

記事は、同ミサイルが重さ50トン、長さ17メートルで、1.5トンの弾頭を搭載可能であり、推進方式は三段式固体燃料ロケットであると紹介する一方で、その射程は大陸間弾道ミサイルの標準距離である8000キロには及ばないとの見方が一般的であるとした。(翻訳・編集/川尻

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