中国で再び「神風」ステッカー貼った車、今度は広東省珠海市で―中国メディア

Record China    2021年10月31日(日) 15時20分

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中国のSNS上にこのほど、広東省珠海市で27日、日本の国旗や「神風」などの文字が入ったステッカーを貼った日本車が走行しているのを目撃したとし、当局に対応を求める書き込みがあった。

中国メディアの極目新聞によると、中国のSNS上にこのほど、広東省珠海市で27日、日本の国旗や「神風」などの文字が入ったステッカーを貼った日本車が走行しているのを目撃したとし、当局に対応を求める書き込みがあった。

深セン市公安局交警支隊は、極目新聞の取材に対し、「車両のナンバープレートに基づいて調査・対応し、追って公表する」とコメントした。

中国では9月、河南省鄭州市で「神風」の文字が入った旭日旗ステッカーを貼っていた車の所有者が警察に摘発された。今月も貴州省凱里市で「神風」ステッカーを貼った乗用車を目撃したとの書き込みがSNS上にあった。公安当局は、「神風」が旧日本軍の「神風特攻隊」を連想させるものであり、国民の愛国感情を傷つけ社会の公共秩序を乱すものと判断し、車の所有者を治安管理処罰法に基づき12日間の拘留処分とし、併せて罰金600元(約1万600円)を科した。

記事は、中国のインターネットスラングで、精神的に自らを日本人とみなしている主に若者を指す「精日」的な言葉が入ったステッカーを車に貼る人がいることについて、教育専門家の熊丙奇(シオン・ビンチー)氏のコメントとして、「ファッション感覚で行っているのかもしれないが、すべての公民は法律を順守しなければならず、歴史を忘れてはならない」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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