買春容疑で拘束のユンディ・リ、釈放後は中国を離れて活動か、米大学から招待の話題も

anomado    2021年11月1日(月) 18時50分

拡大

このほど買春容疑で北京市公安局に拘束された世界的ピアニストのユンディ・リについて、釈放後は中国を離れて海外を拠点にするのではないかと報じられている。

このほど買春容疑で北京市公安局に拘束された世界的ピアニストのユンディ・リ(李雲迪)について、釈放後は中国を離れて海外を拠点にするのではないかと報じられている。

ユンディ・リは2000年、「ショパン国際ピアノ・コンクール」で史上最年少、中国人初の優勝という快挙を達成。端正な顔立ちとルックスから“ピアノ王子”と呼ばれ、中国を代表するピアニストの1人として活躍してきたが、10月21日夜、北京市公安局が買春容疑による身柄の拘束を発表した。

恐らく21日以前に身柄を拘束されていたため、ここ数日以内に釈放と見られるユンディ・リだが、出身校の四川音楽学院からは事態の発覚後すぐに除名され、中国当局から「悪い行跡のあるタレント」と名指しで批判されているため、今後の中国での活動は困難と思われる。07年、香港の「優秀人材入境計画(QMAS)」によって香港の居住権を取得しているため、まずは香港を拠点にするのではないかと話題を集めている。

なお、中国出身で香港在住の著名ピアニスト、劉詩昆(りゅう・しこん)がこのほど、出席したイベントでユンディ・リについて語り、「まだ若いのでチャンスを与え、今後は正しい道を歩むよう導くべき」と公式にエールを送ったことも注目されている。

30日には中国のネット上で、ユンディ・リが米イェール大学音楽院の終身教授として招かれたとの話題が浮上。「もし本当ならやり直すチャンス」「海外へ行けばより選択肢が増える」「国を出るのは彼にとって最もいいことだ」と、ユンディ・リの今後についてネットユーザーの間からも声が上がっている。(Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携