衆院選に韓国メディア「冷え切った日韓関係に変化はない」=韓国ネット「日本人は理解できない」

Record China    2021年11月1日(月) 12時40分

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1日、韓国・ニュース1は「日本の衆議院選挙後、日韓関係に大きな変化はないだろう」と伝えた。写真は投票案内状。

2021年11月1日、韓国・ニュース1は「日本の衆議院選挙後、日韓関係に大きな変化はないだろう」と伝えた。

記事は「先月31日に投開票された衆議院選挙では、自民党と連立与党の公明党が無難に過半数の議席を確保し、自民党は単独でも過半数を維持した」と伝えている。その上で「岸田文雄首相は今回の選挙で自民党を勝利に導きはしたが、“独り立ち”するまでには相当な時間がかかるものとみられる」と予想し、「岸田首相は自民党総裁選で安倍晋三元首相や麻生太郎元首相から絶対的な支援を受けたことから、いまだにその影響力から自由になれないため」と説明。さらに「岸田首相が就任直後から、日韓の歴史問題について安倍元首相や菅義偉前首相時代の『対韓強硬外交』を受け継ぐ姿勢を見せたことも、これと無関係でない」と指摘している。

これについてある外交消息筋は「岸田首相が今回の選挙に続き来年7月の参議院選挙でも自民党を勝利に導くことができたら、その時にようやく党内派閥の顔色をうかがうことなく自分自身の政治ができるようになる」と話しているという。

記事は最後に「少なくとも来年夏までは『冷え切った日韓関係』が続く可能性があるということだ」と伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「国がどんどん悪くなっているのにまた自民党。日本人の考えは理解できない」「日本人は変化を嫌う民族だから仕方ない」「結果は決まっているのになぜわざわざお金をかけて選挙を行うのか」「日本は事実上の1党独裁。類似民主主義国家だ」「日本が新しく生まれ変わるには自民党をなくすしかない」「日本が今後、歴史問題について謝罪や賠償をすることはないだろう。だから韓国もこのまま反日不買を続けよう」など、「変化のない日本」に批判的な声が多数上がっている。

その他「韓国は日本との貿易戦争に勝利したのに、なぜ日本の変化を求めるのか」「文大統領が良好だった日韓関係を政治に利用し、ここまで悪化させた」などと指摘する声や、「日本は一番近い国だから、互いに助け合える関係になれたらいいのに」と願う声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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