台湾に軍事訓練で派遣の米兵32人に増加、台湾ネット「3200人でも足りない」―中国メディア

Record China    2021年11月2日(火) 20時20分

拡大

29日、環球網は、台湾での軍事訓練に参加している米軍の軍人が32人と発表されたことについて、台湾のメディアとネットユーザーの反応に温度差があることを報じた。

2021年10月29日、中国メディアの環球網は、台湾での軍事訓練に参加している米軍の軍人が32人と発表されたことについて、台湾のメディアとネットユーザーの反応に温度差があることを報じた。

記事は、米CNNが27日に台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統にインタビューした際に、蔡総統が台湾に米軍関係者が存在することを明らかにし、この数十年で初めて訓練目的で米軍が台湾に滞在していることを認めた台湾首脳になったと報じたことを紹介。一方で、蔡総統は具体的に何人の米軍関係者が台湾に滞在しているかを明らかにせず「皆さんが想像するほど多くない」と語るにとどまったことを伝えた。

また、蔡総統の発言に対して中国外交部の汪文斌(ワン・ウェンビン)報道官が28日に「祖国の分裂を企てる者はいい末路を迎えない」と痛烈に批判したことを紹介している。

その上で、CNNが28日に米国防総省のデータとして、台湾に滞在している米軍関係者の人数が2018年の10人から今年の早い時期には32人にまで増えていたことが明らかになったと報じ、台湾メディアがすぐさま注目し、大々的に報道したと伝えた。

一方で、台湾メディアの大騒ぎとは対象的に、台湾のネットユーザーは32人という数字について「随分多いじゃないか」「32人で台湾を守れるとでも?自分たちがアベンジャーズか何かと勘違いしているのでは?」「『32』というのは3万2000のことっだったりして」「3200人いても解放軍を抑え込むのは無理」など、皮肉交じりのコメントを残していると紹介した。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携