中国人の半数が反日感情を理由に「日本車を買わない」、韓国車よりはるかに優れているが…―米メディア

Record China    2014年5月22日(木) 16時30分

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21日、米調査会社の報告によると、中国の消費者約4万人を対象に行った調査で、51%が反日感情を理由に「日本車は買わない」と答えた。写真は中国の日本車ディーラー。

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2014年5月21日、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国における日本車の販売活動は依然として厳しい状況にある。参考消息(電子版)が伝えた。

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米調査会社バーンスタイン・リサーチによると、中国の消費者約4万人を対象に行った調査で、51%が反日感情を理由に「日本車は買わない」と答えた。こうした傾向は長沙、東莞、西安といった今後高成長が期待される地方都市にも広がっている。

バーンスタインのアナリストは、「国家主義的感情が日本車販売の障害になっている。多くの中国人がドイツ車を求めている。日本車は今年も中国市場でのシェアを回復するだろうが、最終的には市場はドイツ勢のものになる」と述べている。

調査では、中国の消費者は日本車について、「ドイツ車や米国車よりも経済的かつ快適」と評価。さらに、「ヒュンダイ(現代)や起亜など韓国のブランドよりもはるかに優れている」と評価している。日本車のなかで中国での販売台数トップの日産自動車は、比較的低所得、高齢者の家族向けブランドとみなされており、これは日産にとって「懸念材料」にあたると前述のアナリストは指摘する。

中国は高級車ブームだが、30万元(約490万円)以上の自動車の購入を考えている消費者のなかで、日本の高級車を検討すると回答した人は41%で、一般車の49%を大きく下回った。(翻訳・編集/本郷)

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