2021年11月1日、韓国・アイニュース24は、「サムスン電子が今年4～6月期に続き7～9月期も米インテルを抜いて半導体売り上げ世界一の座を守った」と伝えた。

業界によると、サムスン電子半導体部門の今年7～9月期の売上高は26兆4100億ウォン（約2兆5623億円）、営業利益は10兆600億ウォンを記録した。それぞれ前年同期比40．48％と81．59％の増加で、サーバー用DRAM、NAND型FLASHメモリなど、メモリ半導体の需要好調が好影響をもたらした。

同期間のインテルの売上高は192億ドル（約2兆1936億円）、営業利益は52億2700万ドルで、前年同期比5％と3％の増加にとどまった。SKハイニックスに売却したNAND型FLASHメモリ事業部の業績を除いた売上高は181億ドルで、予想値（182億ドル）に届かなかった。世界的な半導体供給難が影響したという。

記事は「サムスン電子の好調の要因の一つは、半導体の受給難だった。この基調は今年10～12月期以降も続く見通し」だと伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「わあ、おめでとう」「韓国のサムスンは最高」「左派政権がいじめなければ、サムスンは安泰だ」など、喜びの声も寄せられているが、「半導体売り上げ世界1位、業績も過去最大級なのに、株価はなぜこんな状態なのか」「それでも株価は上がらない」「すごいことだよね。なのに株価はどうした？」「こんな記事が出たら、また株価が落ちるよ」など、サムスン電子株の下落を嘆くコメントが多く寄せられている。

その他、「あんまり1位ばかりを強調しないほうがいい。生産よりも技術力だよ」という声も見られた。（翻訳・編集/麻江）