2014年5月21日、中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）が最新作「X−MEN：フューチャー＆パスト」出演のいきさつや、1位になった「中国有名人ランキング」について語った。深セン晩報が伝えた。

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ファン・ビンビンが出演する米人気シリーズ最新作「X−MEN：フューチャー＆パスト」は、今月23日から米中同時公開される。ビンビンが演じるのは「X−MEN」の人気キャラの1人で、超人的能力を持つミュータントのブリンク役。映画シリーズにはこれが初登場となる。

ビンビンによると、彼女のプロフィールや出演作の動画資料をもとに、約20分程度で出演が決定。「まるで『棚ぼた』のような形で決まった」と語っている。ブライアン・シンガー監督と初めて顔を合わせた時、資料より実物のほうが若く見えると指摘され、「16歳くらいかと思った」と言われたとか。「実は2回目の16歳も過ぎている」と、その場で監督に報告したという。

米誌フォーブス中国版が先月発表した「中国有名人ランキング」では、堂々の1位を獲得。これは中華圏の芸能・スポーツ・文化・マスコミなどの分野で活躍する人物の中から、メディアへの登場回数・商業価値・影響力・前年度の年収をベースに選ぶものだ。

1位獲得についてビンビンは「できれば来年はトップに選ばないで！」と、このランキングがもたらす一般社会からのプレッシャーを語っている。彼女自身としては、同ランキングはエンタメ性が高く、数字データの信ぴょう性を裏付けるものではないと考えている。このため、「データが示すほどの金額は稼いでいない」と語る。ただし、彼女を含めてランキング上位者は日々の努力を怠らず、「夢追い人」であることは間違いないという。（翻訳・編集/Mathilda）