Record China 2021年11月6日(土) 19時20分
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フィギュアスケートの羽生結弦が右足のけがでNHK杯を欠場することについて、中国メディアの重慶晨報は4日付の記事で4年前との一致を報じている。
日本スケート連盟は4日、羽生が右足関節靱帯を損傷したため、12日から始まるグランプリ(GP)シリーズのNHK杯を欠場すると発表した。
記事は、「(2018年の)平昌五輪の時、羽生は同じく右足の故障でGPシリーズを欠場し、ほぼぶっつけ本番で平昌に乗り込み、優勝を果たした」と指摘。「あの伝説的な優勝の歩みを再現できるだろうか」と期待を寄せた。
一方で、「羽生は平昌五輪後、GPシリーズフィンランド大会で世界最高得点をマークするなど完全回復したかに見えたが、続くロシア杯では練習中に右足を痛めた。何とか優勝したものの、松葉杖で表彰台に上がらなければならなかった」と指摘。「過去2シーズンは羽生の出場ペースに影響はしていなかったが、今回のアクシデントによるけがは、右足がやはり羽生が進む道の上にある大きな障害であることを予言しているようにも思える」と論じた。
さらに、「平昌五輪の後から挑戦を公言してきた4回転アクセルは、故障の再発によりしばらく棚上げするしかなくなった」としたほか、「米国のネイサン・チェンは3シーズン負けなしであるのに加え、鍵山優真の成長も著しい」と他の選手も実力を蓄えていることに言及した。
記事は、羽生が「少しでも早く氷上に立つことを目指す」と語ったことを挙げ、「羽生は11月20日に開幕するGPシリーズのロシア杯にも出場する予定だった。今季残りのGPシリーズに間に合うかどうかは、羽生の五輪シーズンに向けた準備にとっても重要になってくる」と伝えている。(翻訳・編集/北田)
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