16カ月ぶりに再開した水曜集会、「反日種族主義」著者らが日の丸を振って対抗―韓国メディア

Record China    2021年11月7日(日) 12時10分

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3日、韓国・オーマイニュースは「新型コロナにより開催が中断されていた水曜集会が16カ月ぶりに再開されたが、日章旗を持つ保守団体会員らが非常識な行動を取り、騒動となった」と伝えた。写真は韓国の慰安婦像。

2021年11月3日、韓国・オーマイニュースは「新型コロナにより開催が中断されていた水曜集会が16カ月ぶりに再開されたが、日章旗を持つ保守団体会員らが非常識な行動を取り、騒動となった」と伝えた。

韓国で新型コロナウイルスの防疫体制が「ウィズコロナ」に移行し、ソウル市内での集会・デモの人員制限が解除されたことで、慰安婦問題解決のために毎週水曜日に行われていた「水曜集会」が3日に再開された。

しかし、水曜集会の場所には、「反日銅像真実糾明共同対策委員会」など保守団体の会員も日章旗、太極旗のほかに「慰安婦の性奴隷説はウソだ」「慰安婦の像を撤去せよ」などと書かれたプラカードなどを手に集まり、騒然としたという。日韓でベストセラーとなった「反日種族主義」の共同著者、韓国・落星台(ナクソンデ)経済研究所の李宇衍(イ・ウヨン)研究委員もここに参加。李氏は、「水曜集会で日章旗を振ることは慰安婦被害者に対し無礼なのでは」との質問に対し、「多数が正しいと言うことが常に正しいわけではない。水曜集会は正しくないということを示すために(日章旗を振るデモを)行っている」と答えたという。

一方、水曜集会に参加した「民族問題研究所」の金英丸(キム・ヨンファン)対外協力室長は「(極右主義者らは)食べていくためにあのような行為をしている」と述べながらも、「残念なのは、彼らの厚かましさが、水曜集会の場で日の丸を振る段階にまで至ったことだ」と批判した。

水曜集会は1516回目を数え、約70人が集まった。これまでは鍾路(チョンノ)区の旧日本大使館前に設置された慰安婦像の前で開かれていたが、この日はそこから約15メートル離れた連合ニュース本社前に場所を移した。保守団体「自由連帯」が慰安婦像前での集会を水曜集会よりも先に届け出ていたためで、水曜集会主催の「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は、衝突を避けるために場所を変更した。しかし、慰安婦像の保護を掲げる団体「反安倍反日青年学生共同行動(反日行動)」のメンバー約10人が場所を譲らず、保守団体側と衝突したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国の歴史をわい曲し親日行為をするなら、日本に移民すればいい。なぜ韓国に住んでいるのか」「日本を賛美したいなら、崩壊しつつある日本に行けばいい」「日章旗を振るなんて、こんな哀れな人間がいまだにいるのか」「こんな団体を保守と言うべきではない。ただの反民族団体だ」「韓国の首都ソウルの真ん中で日章旗を振る売国奴を目にすることになるとは。独立義士が地下で泣いているよ」などの怒りの声が殺到している。

一方、「集会をする前に尹美香(ユン・ミヒャン、慰安婦被害者支援団体の前代表)を捕まえて罰しなよ」「どっちの団体も、慰安婦のおばあさんたちの血を吸って生きるヒルのようなものだ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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