台湾の小学校で大量のミミズ発生、専門家「地震とは関係ない」

Record China    2021年11月7日(日) 21時30分

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5日、海外網は、台湾の小学校のグラウンドに突然大量のミミズが出現し、「地震が来るのではないか」とネット上が騒然としたことを報じた。

2021年11月5日、海外網は、台湾の小学校のグラウンドに突然大量のミミズが出現し、「地震が来るのではないか」とネット上が騒然としたことを報じた。

記事は、台湾台東県の豊里小学校のグラウンドで4日に大量のミミズが出現し、トラック場をうごめく異様な光景が見られたと紹介。同小学校の教員がその様子を撮影した写真や動画がSNS上で拡散すると、ネットユーザーから「この現象はとてもまれであり、地震と関係があるのかもしれない」とのコメントが続々と寄せられたと伝えた。

また、この教員の話として「当時、トラック上はミミズでいっぱいだった。ミミズたちは芝生に戻ろうとしていたものの土の中に潜ろうとはせず、最終的にトラックの上で太陽にさらされて干からびていくのを見るほかなかった」と紹介している。

その上で、台湾・中央社が5日にこの件を報じた際に「地面を這うミミズの数量と地震との関連性は明らかではなく、ミミズの大量発生と今後25日以内に発生する有感地震との関係はない。ミミズが出てくる数は地面の温度、湿度、日照時間数と大いに関係している。今回の大量発生は、ミミズの特殊な習性によるものだ」とし、地震とは関係がないと説明したことを伝えた。

さらに、台湾の農業専門家が「ミミズは通常土の中で腐植質を食べているが、土壌の温度、湿度、二酸化硫黄、二酸化炭素の変化によって騒動を起こす。また、電流に異常が発生した時にもミミズはショックを受けてその活動を変化させる」と解説したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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