中国は仲間か敵か、NZ首相「そんな漠然とした言葉でどの国との関係も決めつけない」―中国メディア

Record China    2021年11月10日(水) 5時20分

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ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相はこのほど、米NBCとのインタビューで、「中国は仲間か敵か」と問われ、「そのような漠然とした言葉でどの国との関係も決めつけたりはしない」と述べた。

中国のニュースサイトの環球網によると、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相はこのほど、米NBCとのインタビューで、「中国は仲間か敵か」と問われ、「そのような漠然とした言葉でどの国との関係も決めつけたりはしない」と述べた。

環球網がロシアメディア「RT」の6日付報道として伝えたところによると、アーダーン氏は、ニュージーランドは米国の中国との敵対関係に引きずり込まれることはなく、中国との「成熟した」関係によって争いや相違点を冷静に解決できるとし、「私たちは、人権問題であれ、労働問題であれ、環境問題であれ、憂慮している問題を提起できる成熟した関係を築いている」と述べた。

隣国のオーストラリアが、米中間の競争の中で米国側についた後、中国との関係に亀裂が生じたことについては、そうした緊張が「私たちの行動を変えることはない」とした。

環球網によると、アーダーン氏は5月、オークランドで開催されたチャイナ・ビジネス・サミットで講演し、中国との関係はニュージーランドにとって最も重要な二国間関係の一つであり、ニュージーランドは「一つの中国」政策を堅持するとした一方で、両国間には見解が一致しない問題もあり、それらをうまくコントロールできるよう努めなければならないと述べていた。(翻訳・編集/柳川)

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