Record China 2021年11月10日(水) 0時20分
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中国紙・潇湘晨報は8日、米国を訪れた中国人教授が強盗に襲撃されたものの、「中国カンフーを使って撃退した」と伝えた。写真(下)は周氏が当時の様子を再現したもの。
中国紙・潇湘晨報は8日、米国を訪れた中国人教授が強盗に襲撃されたものの、「中国カンフーを使って撃退した」と伝えた。
南カリフォルニア大学を訪問していた湘潭大学公共管理学院の周批改(ジョウ・ピーガイ)教授は、今月1日午後3時40分ごろ、荷物を持ってロサンゼルスのチャイナタウン近くを歩いていたところ、突然車から降りてきた黒ずくめの男に拳銃を向けられた。
周氏はとっさに拳銃をたたき落とし、相手を蹴り倒した。周氏は相手を蹴った際に勢い余って自分も倒れたため、急いで立ち上がってスーツケースを手に元来た道を引き返した。距離を取ったところで顔がじんじんしていたためスマートフォンのカメラで撮影すると、頬から出血していた。
その後、追いかけてきた男ともみ合いになった。パソコンや身分証明書が入ったリュックサックをつかまれた周氏は、相手の顔を殴り、頭にひじ打ちを見舞った。そしてジャンプして拳銃を蹴飛ばすと、驚いた男は周氏のスーツケースを引きずりながら車に乗り込み、逃げて行った。周氏は仲間が武器を持っている可能性を考えて深追いはしなかったといい、地元の警察に被害を届け出た。
周氏が奪われたのはスーツケースや中に入っていた衣類など計3130ドル(約35万円)。周氏は「今になって思い返すと少し怖い。その時は無意識に反応したが、実はとても危険だった。銃を突きつけられたら素直に金を渡せと言われるが、アメリカに来たばかりでよく分からなかった」とし、「まねをすることは勧められない。私は武術学校でカンフーを少し学んだことがあったから」と語った。
なお、カナダや英国、ドイツ、インドなど多くの国を訪れたことがあるという周氏は、インドでも強盗に遭遇したことがあることを明かし、「その時は相手が銃を持っていなかったので全く怖くなかった。なので、今回こんなことになるとは思いもしなかった」と話したという。(翻訳・編集/北田)
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