元卓球選手の福原愛さんが9日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に「最近、母に卓球台を作りました。より多くの人が卓球を愛してくれますように」とのメッセージを添えて動画を投稿した。

福原さんは今月、出身校を運営する青森山田学園と青森市に特別な形の卓球台を寄贈した。卓球台は自身が考案したもので、形は楕円（だえん）形。サイズは通常のものより小さく、子どもから高齢者、車椅子を使用する人などが卓球を楽しめるようにと製作された。福原さんの母親が車椅子を使っていることがきっかけという。

卓球台作りに関する福原さんの動画でも、冒頭で「きっかけは、母でした」と紹介。「いつまでも、卓球を楽しんで欲しくて…」とのテロップも流れ、実際に母親と打ち合う光景も紹介された。

動画には「1人でも多くの方に卓球を楽しんでもらえたら…」とのメッセージもあり、これに中国のネットユーザーは「愛ちゃん、すごい！応援する」「お母さんのご健康と長寿を願っています。愛ちゃんがずっと幸せでありますように」「親孝行な愛ちゃん」「幼い愛ちゃんの卓球に付き添っていたお母さん。お母さんが年を重ね、今度は愛ちゃんがお母さんの卓球に付き添っている。感動した」などと反応。この他、「卓球にためにより多く貢献してくれることを期待しています」「無条件で愛ちゃんを支持する」などの声も寄せられている。（翻訳・編集/野谷）