李在明候補が日米韓軍事同盟に反対「日本は真の友好国とは言えない」=韓国ネットも賛同「米韓で十分」

Record China    2021年11月10日(水) 20時20分

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韓国与党「共に民主党」の公認大統領候補である李在明氏が、日米韓の軍事同盟について反対の意を示した。イメージ写真。

2021年11月10日、韓国与党「共に民主党」の公認大統領候補である李在明(イ・ジェミョン)氏が、日米韓の軍事同盟について反対の意を示した。韓国メディア・ニューシスが伝えた。

記事によると。李氏は10日、ソウル市内の韓国プレスセンターで開かれた討論会で、日米韓軍事同盟の締結に関し、「当然反対する。米国とは軍事同盟を結んでいるが、日本を加えることは慎重に考慮すべき問題」と発言。「日本は常に信じられる完全な友好国と言えるのか。独島(竹島の韓国名)は韓国の領土であることが歴史的に明らかなのに、日本が絶えず問題を提起するため、いつかトリップワイヤー(地面に隠したロープやワイヤーで、兵器を作動させるためのもの)になる可能性があると危惧している」と語った。

また李氏は、「敵対中の北朝鮮に対しても十分に備える必要はあるが、領土・歴史問題が完全に解決されて永続的な共存関係にあるわけでもなく、日本が帝国主義による侵略問題に対してあいまいな立場を取り続けている以上、日米韓軍事同盟を結ぶのは危険」と主張。終末高高度防衛ミサイル(THAAD)に関しては、「すでに実戦配備されている状態のため、撤収したくてもできないのが現実」とし、「追加配備はすべきでないという立場だが、配備済みのTHAADは受け入れ、その上で可能な代替案を探すべき」と述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「こういう明快な発言が聞きたかった」「だから親日派と日本は彼を嫌い、尹錫悦(ユン・ソギョル)候補を推す。でも歴史認識は彼が正しい」「これは李在明の見解が正しい。日本は真の友好国とは言えない」「米韓同盟で十分」「李在明候補に賛成する。今回の大統領選挙は反日と親日の戦いで、李候補が当選すれば韓国は完全な独立国になるだろう」「韓国と国民をグローバル世界に向けて前進させてくれるのは、現時点で彼しかいない」など、賛同の声が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

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