人民網日本語版 2021年11月11日(木) 13時10分
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国連教育科学文化機関は8日午後、公式サイトでユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)に新たに加盟した49都市を発表した。
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は8日午後、公式サイトでユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)に新たに加盟した49都市を発表した。江蘇省淮安市が食文化(ガストロノミー)分野での加盟が認められ、成都、順徳、マカオ、揚州に続いて、同分野での加盟が認められた中国の5番目の都市となった。中央テレビニュースが伝えた。
UCCNは、創造的な産業の発展をベースに都市の活性化を目指す世界の都市が連携・相互交流を行うことを支援するために創設されたネットワーク。登録分野は、「工芸(クラフト&フォークアート)」、「デザイン」、「映画」、「食文化(ガストロノミー)」、「文学」、「メディアアーツ」、「音楽」の7分野がある。5年にわたる取り組みを経て、淮安は「食文化(ガストロノミー)」分野での加盟が認められた。
淮安は、中国八大料理(八大菜系)の一つである淮揚料理の重要な発祥地で伝承地だ。淮揚料理の起源は春秋時代(紀元前770‐紀元前403年)、明(1368‐1644年)、清(1616‐1912年)の時代に最も盛んになった。淮安には1300種類以上のメニューが現存し、298種類が省級無形文化遺産に登録されており、中国全土の区・市で最多となっている。
中国のグルメ文化は世界的に人気となっており、淮安がUCCNの食文化認定都市になったことで、淮揚料理の国際交流推進につながり、さらに多くの人に淮安の奥深い文化、独特な都市の魅力を感じてもらう機会が増えると期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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