ミス・ワールド中国代表は姜思岐さん、大学で計算機科学を専攻した“リケジョ”

Record China    2021年11月14日(日) 20時0分

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ミス・ワールド・コンテストの中国代表が、22歳の姜思岐さんに決まった。姜さんは華中師範大学計算機学院の卒業生だ。大学での専攻からすれば、いわゆる「リケジョ」(理系女子)ということになる。

中国メディアの楚天都市報などによると、第70回ミス・ワールド・コンテストの中国代表が22歳の姜思岐さんに決まった。姜さんは6月に華中師範大学計算機学院(所在地・湖北省武漢市)を卒業した。つまり、大学での専攻からすれば「リケジョ」(理系女子)ということになる。英語にも堪能で、交換留学生として米国の大学で勉強した経験もあるという。

姜さんによると、「ミス・ワールド・コンテストに憧れはじめたのは8歳の時だった。テレビで見たのだが、ステージの上に立つ各代表は、落ち着いていて、余裕があって、堂々としていて、自信があって、美しくて、空の星のように輝いていた」という。そして、自分もそのステージに出られたら、どんなに幸せだろうと思った。姜さんにとって、2007年に中国人として初めてミス・ワールドに選ばれた張梓琳さんが、「心の中の模範」だった。

姜さんは、張さんがステージの上で審査員と流暢な英語でやりとりしていたことにもあこがれた。そこで、自分でいろいろと方法を考えて英語を勉強した。米国のドラマの俳優のセリフを使って英会話を学んだ。ネットで知らない英単語に遭遇すると、必ず意味を覚えるようにした。そして英語を学んでいるうちに、中国と外国の文化の違いにも興味を持つようになった。

芸能関連にも関心があり学校内での文芸活動にも積極的に参加した。一方で、高校時代には全国規模の英語コンクールや物理コンクールで賞を取ったこともある。大学受験の時には、浙江伝媒大学(メディア大学)の2カ国語アナウンス科にも合格した。しかし成績が非常に優秀だったため、半ば強引に華中師範大学計算機学院で、計算機科学・技術を専攻することにさせられたという。

大学時代には、第28回シルクロード中国モデルコンクールで全国ベスト10に選ばれたり、中国中央電視台(中国中央テレビ)の「希望の星・英語コンクール」で湖北省の1等賞を獲得したりした。

姜さんが今、力を入れていることにジョギングとボクシングがある。スポーツ関連は得意でなかったという反省によるものだ。ジョギングでは毎日30分の時間を設定したが、初日にはとても疲れてしまった。そこで逆に10分を追加した。今では軽々と30分間走り続けられるという。

姜さんはミス・ワールド・コンテストの決勝のステージで、伝統的な中国服を披露するつもりだ。そのため「敦煌飛天舞」という踊りも習いはじめた。「東方の美をよりよく示して、伝統文化をよりよく披露したい」と考えているという。(翻訳・編集/如月隼人

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